診療科目:内科・整形外科・泌尿器科・小児科・皮膚科

泌尿器科

泌尿器科のご案内

泌尿器科 診療時間

診療日 時間
第二・第四 土曜日 9:00~12:30(受付は12:00まで)

泌尿器科 診療内容

血尿の診療

血尿
症状例

血尿

診療方法

おしっこが急に真っ赤になったり健診などのの尿検査で発見される血尿は重要な病気のサインです。膀胱癌の85%は肉眼的血尿をきっかけとしてまた腎癌でも、血尿を契機に見つかることも少なくはありません。一方、目でみて尿の色の変化はわからない顕微鏡的血尿も、がんなどの重要な病気の危険信号の場合がありますので注意が必要です。

泌尿器科では尿検査のほかにCTや、採血、膀胱鏡などいろいろな検査を行っていきます。特に肉眼的血尿は重要な病気のサインです。喫煙者で肉眼的血尿がある場合には、膀胱癌などの疑いがあります。

頻尿の診療

頻尿
症状例

いつもとくらべて尿の回数が多い、年齢とともに多くなったという症状を頻尿といいます。1日の排尿回数は人によって様々ですので、1日に何回以上の排尿回数が異常とはいませんが一般的には朝起きてから寝るまでに8回以上の排尿回数ある場合をいいます。

診療方法

頻尿の原因は大変多くあります。近頃多いのは高齢化にともに過活動性膀胱の方が増えています。おおよそ10人に1人ぐらいいるといわれいます。またどの年代にもある膀胱炎などは身近な病気です。脳卒中やパーキンソン病などまたは子宮がん・直腸がんの手術などで神経が損傷されて膀胱のコントロールができないとき(神経因性膀胱)もあります。また膀胱などに問題がなくても糖尿病や利尿剤の服用、心因的なものなど頻尿の原因は多数あり専門医の診察が必要です。

夜間の頻尿の診療

夜間の頻尿
症状例

夜寝てから何回もおしっこに起きるのが夜間頻尿といいます。高齢化により現在40歳以上のひとは約4,500万人が夜間1回以上排尿のために起きる夜間頻尿の症状を有しているといわれています。不眠の原因ともなり日中眠たくなり体調不良の原因ともなります。

診療方法

夜間頻尿の原因は、寝てから起きるまでの尿が多いとき、膀胱に尿が貯めれなく頻回に尿に起きなければならないとき、睡眠障害でうとうととしてトイレによく起きてしまうなどあります。尿が多くなる病気としては、糖尿病、高血圧、うっ血性心不全などがあります。膀胱に尿が貯めれなくなる病気としては過活動膀胱や前立腺炎、膀胱炎、脳卒中、パーキンソン病などがあります。いずれにしても夜間頻尿の原因は多数あり泌尿器科専門医を受診して、まず原因のチェックから始めることが重要です。

高いPSAの診療

高いPSA
症状例

検診や人間ドックなどでPSAが高値を指摘される場合があります。前立腺癌、前立腺肥大症、前立腺炎、などが考えられます。一般的に基準値は4ng/mLとされています。もっとも重要な疾患が前立腺癌です。また、同じPSAの値でも、前立腺のサイズが大きい場合には癌が発見される確率が低くなります。

診療方法

PSAが高い場合は一般的にはPSAをもう一度測定し、値の変動をみます。直腸診で前立腺が腫大しているかどうか・硬い部分があるかどうかなどをみます。また超音波検査で前立腺のサイズの測定や形態を観察し、症状や検尿などで前立腺に炎症があるかどうかなどを判断します。PSAが高くなる疾患には前立腺の癌、肥大症、炎症などがあるわけですが、PSAの高さの程度によって癌の確率がほぼ決まっており、4ng/mL前後の基準値の場合でも約30%に方に癌が発見されます。こうしたことを総合的に考慮して、癌が疑われるようであれば精密検査(前立腺生検)が勧められ、肥大症や炎症が考える場合には適した治療がなされます。放置せず一度泌尿器科を受診されることをお勧めいたします。

残尿感の診療

残尿感
症状例

排尿後におしっこが残った感じがありすっきりとしない感じは残尿感といわれます。生死にかかわる病気のことは少ないですが経験した方はよくわかりますがなんとも辛い症状です。女性は男性よりも膀胱炎になることが多く何回か経験している方はまた膀胱炎ではないだろうかと訴え病院を受診することもあります。

診療方法

残尿感は実際に膀胱に尿が溜まっている場合と無い場合があります。原因は女性では膀胱炎が多いです。随伴症状としては排尿時の痛み、尿が近いなどがあります。この病気の多くは大腸菌による感染ですので、適切な抗菌薬による治療で数日の内に症状がなくなります。男性では慢性前立腺炎(30-50歳代に多い)、前立腺肥大症があります。慢性前立腺炎の残尿感は多くの場合には、尿が近い(頻尿)、下腹部の不快感をともなっています。一般には、抗菌薬、抗炎症薬などで治療します。残尿感などの症状がスッキリ取れるまでには時間がかかります。また時々間質性膀胱炎、過活動膀胱、更年期障害などでも残尿感が生じることがあります。

EDの診療

ED
症状例

勃起障害いわゆるED(Erectile Dysfunction)はバイアグラに代表される強力な勃起不全治療薬がでて世の中の関心が高まりました。EDは種々の原因で起こりますが勃起は性的興奮が高まり勃起に関係する神経が陰茎海綿体に信号をおくり海綿体に血液が流れ込み勃起がおこります。つまり性的興奮があり神経伝達物質が分泌され血管に血液が流れ込むといった過程が勃起です。神経が原因のものとしてはうつ病、睡眠時無呼吸、さまざまな神経疾患が関連し血管の異常が原因の場合は動脈硬化を引き起こす生活習慣病である喫煙、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満などがあります。

診療方法

EDを主訴として来院したかたはその原因がなにから来ているか問診をはじめとして診察します。多くの方は加齢や生活習慣病が原因のEDがほとんどです。糖尿病などは約半数近くの方がEDを自覚しています。高血圧や高脂血症でも2割ぐらいの患者さんがEDといわれています。EDを自覚したらその原因として生活習慣病もあり同時にそれらの治療も必要になることがあります。現在3種類のED治療薬が使用できますがそれぞれに長短がありますので医師が病状など伺い最終的に患者様に適した治療薬を決めていきます。診療、検査、処方は健康保険適用外(自費診療)となります。